2017/11/20

冬のハチ

こんにちはタラスキンボンカースです。

この週末、いきなり秋から冬に飛び越したような寒さになりました。

そんな夜、何気なく上を向いたら、2階の天井のてっぺんに変なものを見つけた。
私たちの家の2階は、トンガリ屋根の小屋組みの内部になっていて、天井は一番高い場所で5メートルくらいある。

変なものはその天井の、一番てっぺんの梁にしがみついていた。

2メートルの棒を2本つないで、変なものをそっと突っついてみたところ・・・。
すーっとまっすぐ落ちてきたのですが、わずかに羽ばたいたように、ふわりと床に着地した。

その変なものの正体は、『キイロスズメバチ』。

『キイロスズメバチ』は、夏には攻撃的で危険な存在ともいわれるのですが、この子にはまったくその気がない様子なのでした。

単独でこの時期にじっとしているということは、この子は今年生まれた女王バチで、これから冬ごもりをしようとしているところ。
きっと私たちの家にうっかり入ってしまったまま、人の手も届かない天井の梁の隅っこで、「ここで冬ごもりできるかしら・・・」と思ったのかもしれません。

ホウキの先にのせてみると、決して弱っているという雰囲気でもなく、かと言って、まったく活動的な様子も見せない。

それは、夏の働きバチたちとは違う、女王の威厳のようにも見える落ち着き具合なのでした。

外は寒風が吹きすさびかわいうと思ったけれど、春まで一緒に暮らすことも一瞬考えたのだけれど、けれど、外に出した。

2017/11/16

簡単サバラン

こんにちはタラスキンボンカースです。

「Happy birthday to you~。」

昨日は北田ボンカースの誕生日でした。

先日、「チョコレートとサバラン、どっちがイイ?」
とさりげなく聞いてみたところ、「サバラン。」と答えが返ってきたので、仕事を終えた夜こっそりとサバランを作った。

「チョコレート」と答えられたらスポンジを焼くつもりだったのだけれど、「サバラン」は実に簡単な方法で作った。

サバランは、イースト発酵させた卵とバターたっぷりのブリオッシュのようなパンを使って作るので、①まずはブリオッシュ的なパンを買ってきた。(デニッシュやクロワッサンでもよいよ)

②ずっしりと濃く淹れた紅茶(500㏄)に、たっぷりの砂糖(150g)とオレンジリキュール(レモンを絞るだけでもよいよ)、ラムかブランデー(好きなのを好きなだけ)を加えてシロップを作る。

③手ごろな容器にブリオッシュを隙間なく詰め込んだら、その真中に穴をあけ、マーマレード(または、ほろ苦さや酸味のあるジャムを使うとよいよ)を詰める。

④シロップをたっぷり注いでヒタヒタにする。(スプーンなどで押して空気を押し出し、よーく浸み込ませましょう)

⑤そのまま冷蔵庫へ一晩いれておく。

さて、お誕生日の当日、⑥お皿パカッとにあけて、少量の砂糖とバニラを練りこんだサワークリーム(生クリームでも)とカシスジャム(または、ほろ苦さや酸味のあるものがよいよ)を添えて出来上がり。

洋酒たっぷりの、大人な甘苦すっぱさ!!
夜中に音もなくひっそりと作りましたが、おいしく出来上がりました。

ハッピーバースデー!

2017/11/14

ヤブニッケイの実の味

こんにちはタラスキンボンカースです。

私たちの家のベランダの先に生えているヤブニッケイにたくさんの実がついて、黒く熟し始めました。
野生で庭のあちこちに生えているヤブニッケイは、毎年30センチくらいずつ成長して、こずえの先端にたくさんの実をつける。

ヤブニッケイはシナモンやゲッケイジュと同じくクスノキ科なので、葉っぱをちぎるととても良いニオイがするので好き。

煮込み料理をする際には、ベランダから手を伸ばして2~3枚ちぎって、ゲッケイジュと同じように使ったりもできます。
黒く熟した実には鳥がたかる。

葉っぱと同じくらいの大きさの小さなメジロや、バサバサとせわしなく飛んだまま実をほおばろうとするヒヨドリ。

ともかく、そんなにおいしいのかしら・・・。
収穫した。

ヤブニッケイは大小さまざま庭のあちこちに生えているので、手の届く実をとってみた。

実の見た目は、つやつやと黒に近い藍色で、オリーブの実をひと回り小さくしたような感じ。実の中央には丸い種が1コ入っている。

果肉をかじってみた。
・・・。

「こっここ・・・コレはっっ!!」

とにかく、かじる前からクスノキ科特有のとてつもなくさわやかな芳香があるのですが、舌に感じる味はほんの少しだけ甘く、何やら濃厚な脂質を感じる味で、「アアア・・・アボカド???」

そう、アボカドの若い実または、皮に近い部分を食べた時のような味なのです。
そうして調べてみれば、やはりアボカドも同じクスノキ科なのでした。

なるほどー。

2017/11/10

豆州白濱太鼓

こんにちはTARASUKIN BONKERSです。

日曜日、天気が良かったので車で買い物に出かけました。

下田の港を通り過ぎたときに、何やら色とりどりのテントが並んでいるのを発見!立ち寄ってみた。

場所は下田港の道の駅で、『伊豆大特産市』という看板。

どうやら、伊豆半島のあちこちのおいしいものを一堂に集めた催しのようで、大変賑わっている。

炭火焼のおいしそうな香りとともに、太鼓の軽快なリズムが・・・。
ドドド・・・ンチャカ!

ステージの上で太鼓の演奏をしているのは『豆州白濱太鼓』というはっぴの一団でした。

その独特なリズム・・・。

見た目はまったく和風なのですが、リズムはなんというか洋風。

とにかく、聞いていてとても楽しい太鼓でした。

2017/11/06

朝ごはん。

おはようございますタラスキンボンカースです。

毎朝たべる朝ごはん。
季節をおって登場する食材が変わる。

1月25日の朝ごはん↑
2月21日の朝ごはん↑
2月28日の朝ごはん↑
3月15日の朝ごはん↑
3月29日の朝ごはん↑
4月15日の朝ごはん↑
5月14日の朝ごはん↑
5月30日の朝ごはん↑
7月11日の朝ごはん↑
7月30日の朝ごはん↑
 8月18日の朝ごはん↑
8月27日の朝ごはん↑
8月31日の朝ごはん↑
9月21日の朝ごはん↑
10月12日の朝ごはん↑
10月26日の朝ごはん↑
11月6日の朝ごはん↑。

2017/11/02

秋祭り

こんにちはタラスキンボンカースです。

11月1日の浜辺。
私たちの住んでいる町では、11月1日と2日、町内34の各地区ほとんどが一斉にお祭りを行う。

その日はみんな、仕事もお休み。
(タラスキンボンカースはお休みしませんが、お手伝いをした)

その日はお祭りに専念するので、みんな出歩くこともなく、つまりよその地区でどんなお祭りが行われているのかを見ることもないし、またある意味、関心のない様子でもある。

それくらい、みんな自分の地区のお祭りだけに専念する。
11月1日の朝、お祭りは浜にのぼりを立てるところから始まる。

朝6時に浜の掃除を済ませると、男の人たちが一斉に砂浜に穴を掘り始める。
そこへ立てるのぼりの高さは15メートルほど。
穴に埋めた土台の横から突き出ている貫の高さまで、人が立てば頭が届かないほどこの”のぼり”は大きい。

土台のすき間に浜に寝かせた竿の根元を据えつけ、先端にかけたロープでいっきに引き上げる。

全員が大声をかけて、思い切りロープを引くと、玉串をワサワサと揺らしながら長い竿が勇壮に立ち上がった。
立った竿にのぼりを張って、8時半には朱色の大きなのぼりがふたつ、バタバタと海風にはためいた。

本当は4本、これが浜に立つのだそうだけれど、現在は高齢化のために2本になったらしい。
いっぽう、こちらはメインの神社。

神社境内には8メートルほどののぼりが8本と、5メートルほどののぼりが2本立つ。
いつもはひっそりと閉じているお宮の扉が開かれて、お神輿やお供えが用意された。

11月2日の朝、このお宮でお祓いが行われた。

本来はこのあと、浜まで大名行列を模した行進が行われるのだけれど、高齢化と人数不足のためここ数年行われていない。

その代わりに、境内で太鼓お囃子が披露されて、集まった集落の人たちに焼きとりやお酒がふるまわれた。
にぎやかなお囃子の中に、集落の人たちの楽しそうな声が重なる。

「祭りの日には飲むのが仕事」
そんな楽しそうな声とお囃子の音が、お昼過ぎまで続いていた。

1年に1度の楽しいお祭りの日。
それは、仕事も日常も関係なく過ごすことのできる「ハレ」の日。

みんなが普段とは異なる雰囲気に見えて、そしてこれが暮らしというものなのだなぁと感じるのでした。

2017/10/31

暮らし探訪

こんにちはタラスキンボンカースです。

月曜日、西伊豆町へ『暮らし探訪の旅』に出かけました。

伊豆半島の西側沿岸にある西伊豆町は、入りくんだ海岸線に沿って昭和30年代後半から40年代にかけて賑わいを見せた観光名所や、カツオ漁と鰹節の製造に繁栄した港町、船舶ドックのある美しい入り江など、時代の面影を残した風景が点々と連なる。

そんな港町では、様々な暮らしの面影を見つけることができる。
『堂ヶ島』は、西伊豆らしい観光名所のひとつ。

壮大な白い岸壁に碧い入り江、そこに松の載った小島が点々と並ぶ。

岬めぐりの観光船に乗って小島の間をぐるりと回るのが、『堂ヶ島』の楽しみ方なのですが、この日は海が荒れていて船はお休みでした。
白い崖に上がる、わずか100メートルほどの遊歩道があったので登ってみました。

水平線を一望する崖の上では、波しぶきと海風が爽快です。

海は荒れていて、落ちればあっという間に波間に消えてしまいそうですが、この先は自己責任でどうぞと言わんばかりの、手すりの途切れ具合がなんとも開放的。

力強い自然の造形を、いとも簡単に感じることができます。

『堂ヶ島』は観光で栄えた集落。
『堂ヶ島』から北へ3キロほど海岸沿いに進むと『田子(たご)』に着きます。

カツオ漁で栄えた『田子』は、入り江に臨む港町。
漁港から崖がせりあがるような地形の集落では、崖を駆け登る急こう配の階段の左右に、家々の玄関があります。

そして、その軒先をキャットウォークのように手すりのついた路地が水平に続いていて、まるで全体が網の目のように繋がっています。

加えて印象的なのは、多くの家が横張りの板壁で、なおかつパステルカラーのペンキでしっかりと厚く塗られていること。

ミントグリーン・ペールブルー・パルテルイエロー・ベビーピンク・ブルーグレー・ラベンダーといったそれらの色は、その家々の古さからしてどうやら船舶用のペンキを流用しているものと推測される。
(多くが船の内部に塗られているものと同じ色)

意図せずかわいらしい家並み。
一斗缶でこしらえたチリトリが下がるゴミ置き場。
番屋にある手作りの漁具。

人の手が加わったこれらの道具に、実直な暮らしぶりが伺われる。

工芸品や民芸品ではなく、またプロダクトでもないもの。
陽が傾いた海を見晴らすための椅子。

路地の先の、階段の途中に置いてあった椅子。
陽が沈む海とともに、今もある暮らしの風景。

地に足の着いた暮らし。